「百合映画」「LGBTQ映画」とか何かで括って大人たちの意図で消費させない青春映画だった。
異性恋愛に馴染めないマイノリティな主人公たちが短絡的な解決でなく、お互い寄り添い相互理解の入り口に立つの…
溺れている少女。時計を分解してネジを取り出すことは、彼女の時間が止まってしまったことに呼応する。今の世界から抜け出すために船を作る。少女二人が船を押すショットには、明らかに希望のようなものが託されて…
>>続きを読む昨年の見逃し案件。久びさにポレポレ来た。
うわー、めためたに良い!まあ、川瀬陽太さんが出てる時点で良作なのは保証されてたけど。何が良かったのかは正直よくわからんのだけど、とにかくすごい良かった。大…
このレビューはネタバレを含みます
いやね、マシンボーイってば同じ映画を2回以上劇場で観たのって、「学校の怪談」と「学校の怪談2」を子供の頃と、去年のリバイバル上映で観たの……くらいやと思うんやが……
本作のみは昨年秋公開の時に2回、…
最後のほうでぽろぽろ泣いてしまった 木崎さんが初めて笑ったときの、あの上手く言い表せない眩しさと愛おしさ ミューズとしか呼びようがない 周りに何を言われようと、あなたにとっての特別を大事にしてほしい…
>>続きを読む素晴らしかった。創作愛に溢れる一作品。
新しく作り出される、生み出される瞬間を力強く捉える。
人も、物も、空間も。
作品は異なるけど、「もう一度生まれる」と重なり。
空間の始まりと終わりを力強く描い…
本当の感情と、かくあるべき自分、周囲との折り合いがつかなくて仏頂面しか見せなかった主要人物がそれぞれ笑顔になれるプロセスを踏む様と、なによりも笑顔そのものを見れただけでも満足できる。
砂浜で二人が船…
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