このレビューはネタバレを含みます
7月にテアトル新宿で
可愛い色使いのポスターと
フライヤーに惹かれ、思わず手に取り、
映画祭で俳優賞を受賞された作品であること、
テアトル新宿で上映されることを知り
必ず観たい！と思っていた映画でした。
まず、ビジュアル、音楽、
登場する小物がすべて好みすぎて
観ていて飽きない。
30分とは言わず
ずっと観ていたいと思いました。
四人姉妹は想像通り
それぞれ個性が光っているのですが
前情報や映画の中で説明がなくても
その立ち居振る舞いなどから
誰が長女で誰が次女、
と鮮明に分かる描写や演技がすごい。
観に行こうと決めていた日がたまたま、
大好きな作家さんである
山内マリコさんのトーク回で
さらに嬉しい時間に。
山内さんが上流階級の家の話、
それもバブル崩壊後に
残された家族たち…
に焦点を当てている
作品はなかなかないと仰っていたのが印象的。
確かに、違う世界の方たちの
お話だけれど、だからこそ
引き込まれるものがあるし
違う世界ではあるけれども
個々が世間に思っている胸の内は
違う訳ではなくて
共感できたりするものだなと
考えさせられました。
四人姉妹のその後が気になるので
大森さんにはまた是非監督として
作品を作っていただきたいです🎞️🍷
