冒頭のシーンからして好きだった。
ポンポンポンとブツ撮りしていってからの
まずは3人の女優さんの立ち姿(お一人は寝姿)がかっこよくて美しい。
あ〜ハイレベルな映画が観れるんだなあという安心感のあるスタートでした。
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そしてそれを裏切らないアンサンブル演技とセリフのうまさ。
会話の中に設定の説明を忍ばせるのがうまかったぁ。
演技が素晴らしいのもあるでしょう。
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空になった部屋をバンバン開けていって、部屋は空なのにどんどん話が掘り下げられていくのが面白かった。
カメラのアングルも体勢も体の動きもミザンスも多彩で自由だったので
会話劇を楽しく観れました。
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四女に対しては「そんなこと言わないであげてよ。。」と思ったけど
そんなことを言っていかないと世の中変わっていかないものね。。
ホントは怒りをぶつける相手は姉たちではないハズなんだけど
そこは姉妹だからこその正直さで許されると言うか、雨降って地固まると言うか。
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女性の生き方、生きづらさの映画でした。
この四姉妹がひとつの生命体のようで、
言い合いをしているようでいて1人が自問自答しているようにも見えました。
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そういえばコメディを撮る女性監督って少ない、、かも???
今後に期待です!