出てくる人間が
ろくでもないのしかいない
一貫性のないキャラクター像と
その行動が理解できない
誰も幸せにならない…
観ても楽しくないし
ほとんど共感もできない…
主人公の身体的特徴の
設定が変わっているので
ストーリーのほうも
もっと現代的にアレンジされて
受け入れやすい作品となってるものと
期待して観に行ったのですが…
シラノ役の方の
深みを感じるお顔とか声は
素敵なんですけどね…
シラノの行動が理解しかねますしな
あのリーチの短さを
実写で見てしまうと
剣術に長けているという設定に
説得力を感じられなかった(^_^;)
とんでもない女の
ロクサーヌ役の方は
そもそも難しい役柄だとは思うけど
やっぱり
あの設定が成り立つ説得力があるかと
いうと、役不足ですわなぁ…
ミュージカル…ということで
華やかなダンス場面とか
もっと楽しめるのかという
期待もあったのですが
そのあたりも物足りないし
印象的な楽曲もなかったですし…
今の時代に「シラノ」をやるなら
もっといろいろアレンジして
挑戦的な作品にできたのでは?
という気がしてしまいます…