MizueTakadaka

シラノのMizueTakadakaのレビュー・感想・評価

シラノ(2021年製作の映画)
2.4
出てくる人間が
ろくでもないのしかいない

一貫性のないキャラクター像と
その行動が理解できない

誰も幸せにならない…

観ても楽しくないし
ほとんど共感もできない…


主人公の身体的特徴の
設定が変わっているので
ストーリーのほうも
もっと現代的にアレンジされて
受け入れやすい作品となってるものと
期待して観に行ったのですが…

シラノ役の方の
深みを感じるお顔とか声は
素敵なんですけどね…
シラノの行動が理解しかねますしな
あのリーチの短さを
実写で見てしまうと
剣術に長けているという設定に
説得力を感じられなかった(^_^;)

とんでもない女の
ロクサーヌ役の方は
そもそも難しい役柄だとは思うけど
やっぱり
あの設定が成り立つ説得力があるかと
いうと、役不足ですわなぁ…


ミュージカル…ということで
華やかなダンス場面とか
もっと楽しめるのかという
期待もあったのですが
そのあたりも物足りないし

印象的な楽曲もなかったですし…

今の時代に「シラノ」をやるなら
もっといろいろアレンジして
挑戦的な作品にできたのでは?
という気がしてしまいます…
MizueTakadaka

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