“ 男は目で恋をする”
“ 女は耳で恋をする”
よくそう言われますが、それを体現したような作品。
恋をするには盲目にならねばならない。
女を恋におとす時、耳を奪えば
女の心には恋しか見えなくなる。
言葉に恋する美しいロクサーヌ。
貴族に見初められ、鳥かごに入れられるのを拒むかのように結婚をしぶる彼女。
ロクサーヌを愛してやまないシラノ。
ロクサーヌは婚約者の美しい衛兵に恋をし、
シラノの恋心はロクサーヌの耳を奪い
彼女の心は衛兵への恋で満たされる。
誰よりも小さく人と違うコンプレックスを抱くシラノと
美しいが愛を語れない男。
愛する人の恋をつくりだした愛した男。
愛する人の愛する人を守る男。
彼はもしかするとボロボロになった心を幸せで満たしていたのかもしれない。
新生『アンナ・カレーニナ』みたいな作品だと思ったらアンナ・カレーニナの監督さん。
それを知ってしまえばなるほどと思わざるを得ない。
奔放な美しい女性、奔放というよりも傲慢なくらいな彼女たちに翻弄される男たちを描いてきていますもんね。
ロクサーヌもこの監督の男を振り回す女シリーズの1人なのかもしれないですね。
しかしながら
劇場に行きたかったけど逃した作品。
行けば良かったー😢
史劇ならではの世界観がとても綺麗だし、描写もとんでもなくクリエイティブ✨
歌も古臭かったり堅苦しくなくて
今寄りでつくってあるし、皆様声がいいこと!!
私、ミュージカル映画ってめちゃくちゃ好きなんかも。。今更ながら。
音楽シーンの演出がめっちゃ素敵だった✨
とにかく、史劇のモテモテ女として
ヘイリー・ベネットさんは完璧すぎる✨ムチムチマシュマロボディ。
白くてフワフワした胸元はとても魅力的。コルセット姿の女性はこうでなければなりません。
絶妙な自分勝手感も、後先考えない感も
女性からしたらブーイングでしかないけど男性はたまらんのだろうと思うよ。
くそおお!!劇場で観たかったあああああ😭😭😭😭
この映画とっても好き。
私もシラノがいいんだけど
シラノってどこに行けば居るの?