ちょっとおかしな人たちの、ちょっとおかしな日々
誰もいない田舎の祖母の家を訪れたコト。
そこで出会ったのは、耳にヘッドホン、手にはガンマイク、テープレコーダーを、持ち音を録り歩いている老人。
録っている音は、他愛無い日常の音ばかり。しかも、録った音はコレクションするわけではなく、土に埋めてしまう。テープではなく、レコーダーごと。
「これは、音の墓だ」
不思議な音録りを手伝うことにするコト。
しかし、彼女もまた訳アリの様子で……
とにかく奇妙な感じが、クセになる作品でした( ´∀｀)b
田舎と不釣り合いな主人公の風貌とか、音を録りに関する行動とか、謎のラジオ体操とか……
最初はその〝音の墓〟が、気になって観ていたのに、気がついたらこの不思議な生活そのものに興味を引かれて、ずっと観てられるくらい楽しめました。
会話もシュールめで言葉というか単語が少なく、主語もなかったりするんだけど、ちゃんと伝わるのが、説明臭くなくリアルな感じで良かったです。
ちょいちょいハッとさせられる台詞もアリ。
とにかく出てくる人、出てくる人みんなシュールすぎて、カオスな内容かと思ったら、最後はこちらの感情に迫るものもあり、観終わったあと、良い意味で深呼吸したくなる作品でした◎
配信とかやったりするのかなー？
劇場鑑賞おすすめですが、もし家で観るときは、ながら見すると面白さが全然伝わらないんじゃないかというくらい、細かい演出が光る繊細な作品でした( ´∀｀)
今日は大晦日ということです、2022年も終わりですね。
今年の作品鑑賞数は、まだレビューしていないのも含めて61本、劇場鑑賞は43本…少ない。去年の半分以下になってしまいました。
特に後半はレビュー頻度が激遅になっていたにも関わらず、いつもいいねを下さっていたフォロワーさんたちには、本当に感謝です。ありがとうございます！
来年は3桁観れるようにしたいなー！
もっと多くの作品に触れたい所存です(｀_´)ゞ
皆さま、良いお年をー( ´∀｀)ﾉｼ
