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ほとぼりメルトサウンズのSevenWintersのネタバレレビュー・内容・結末

ほとぼりメルトサウンズ(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

現代のおとぎ話のような作品であり、山田君や浩子さんにとっては玉手箱のない竜宮城に行っていたようなお話。

集まったみんなが擬似家族のように和気藹々と暮らしタケさんの音集めを手伝っていくことが結果的に擬似家族の軸であるタケさんの不在を早めることになるという皮肉な結末。
夜半庭で猫を見つけたコトと浩子の会話が思い出される。(猫は死ぬ時は〜)

余談ですが慶一さんがマイク持ってヘッドホンして音を集めてる姿を見てムーンライダーズの「僕はスーパーフライ」の録音だったかな、最後のところをメンバー皆でマイクの周りぐるぐる回りながらコーラスしたけど出来上がった音源にはそんなにうまく反映されなかった😣という話やイーミュレーターが初めて出回り始めた頃細野さんや教授があちこちの音録音にハマって、教授が一番ハマった音が駐車場の金網の音って話や、鈴木慶一さんと当時奥さんだったさえ子さん二人でイーミューで金物系の音出すのにハマってて金物夫婦(本当のユニット名義はサイコパーチーズ)と呼ばれていたことがあるのを思い出しました。
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