マツモトタクシー

謝肉祭までのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

謝肉祭まで(2021年製作の映画)
3.7
イリエナナコ監督作品


400年に一度の謝肉祭がやってくる
謝肉祭の7日前、全国の神の中から3神が選ばれた
ワラウ神(円井わん)ミル神(豊満亮)オドル神(大山真絵子)が合宿所に集められた
顔馴染みで久々の再会に盛り上がる神々だったが。。







以下ネタバレ


この謝肉祭3人のうち2人の神は祭り本番の舞台で死ななくてはならない
それはしきたりであり大きな名誉である

誰が選ばれ誰が残るのか。。
そしてどうやって決めるのか。。
その方法も選択も全て3神に任されている
集められた3神は話し合いを始めるが話は的を射ない
3日目、大神様が3人の元に現れる

中々決まらない神々へ祭りへのプレッシャーをかける大神
3神の心は掻き乱されていく。。




映画監督以外にもアートや広告の仕事など様々な肩書きを持つイリエナナコ監督の短編作品
この作品がヒットすると長編も製作されるのかな😀

ワラウ神の円井わんさんはタイムリープ物の「MANDAYS」の主演だとか⏰

インパクト大のジャケット😁
佐渡島のロケ地もとてもステキ🏝️
音楽や衣装も素晴らしく低予算でもクォリティー高し☺️
色々なバンドからMVの製作依頼が来そう🎵😁

神々達がとても人間臭く苦悩し、しきたりに翻弄される。。

男1女2だったが男2女1或いは男3、女3だとまた内容も変わるのかな、なんて考えたり。。😅

どうやって選ばれたかは観る側の想像に委ねられていて色々と考えが巡る。。

女神2人が名誉を得て男性の神が残ったのを暗示してED

不思議で余韻が残り色々と考察が巡る短編☺️
これが神々達の遊び😁