Michihiro

四畳半タイムマシンブルースのMichihiroのレビュー・感想・評価

4.0
ヨーロッパ企画のサマータイムマシンブルースを四畳半神話大系の舞台とキャラクターで森見登美彦が再現した小説の映画化作品。
過去作及び原作も一通り鑑賞済。原作芝居と四畳半神話大系アニメは特に大好きな作品で、上田誠脚本なので面白くならないはずがないということで舞台挨拶付上映で鑑賞。
面白いことは面白いんだけど、全部知っちゃってるからかな、飛び抜けて面白いという感じではなかった。四畳半神話大系の話が増えて良かったという感じかな。四畳半神話大系ってオープニング曲とか、エンディング曲とかの入るタイミングとかも素晴らしかったと思うんだけど、今回のはタイトル出るタイミングとかテーマ曲がエンドロールだけのためのものになっててもうちょっとなんとかなったんじゃないかと思いました。いい曲だったのに。
タイムマシーンが出てくるのが少し遅い感じがしたのでもしかすると映画向きではないのかもしれないですね。一話ごとに見ると印象が変わるのかもしれない。
でもまぁこのリモコンを巡って昨日と今日を行き来するという素晴らしいお話のもう一つの形が作品として残るというのは良かったと思います。

2024.2.5
ブルーレイで2回目。
よくできたキャラクターでよくできたお話。なんだけどやっぱり舞台でやるほうが面白いなって思っちゃいますね。

2024年16本目。
Michihiro

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