かわばうあー

四畳半タイムマシンブルースのかわばうあーのレビュー・感想・評価

4.2
今年一発目は去年の忘れ物を。年初のまっさらな感じが飽きたので、暑苦しいサマータイムを取り戻しに、出町座まで。
しっかりと頭ん中に染み付いているキャラクターたちが、原作では想像できなかった機微まで身勝手に活動しているだけだけでもう最高。
不思議なくらいに各キャラクターが自分の大学時代にもいた気がする。めんどくさくて愛おしく懐かしい、ほろ苦くて甘酸っぱい我が心の四畳半に繋がった。
劇場を出て、そのまま映画のラストシーンの出町柳を歩いて帰る。京都で暮らす愉しみを感じた。