まや

四畳半タイムマシンブルースのまやのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大好きすぎる!!!観た後にこんな多幸感に包まれるのも久しぶりで公開当時見に行けなくて後悔していたので、劇場で上映してくれてそれを観に行けて本当に良かった!!

本作は森見登美彦さんの『四畳半神話大系』と映画『サマータイムマシンブルース』のコラボ小説が原作。どちらも大好きな作品なので小説発売日近くに読んではいたがアニメーションとしてどう描かれるのかも気になっていた。

まず、キャストさんが最高!
アニメ『四畳半神話大系』のキャストさんがそれぞれのキャラクターをまた新しく演じているのが観れただけでも泣きそうなのに、田村くん役を、ちゃんと映画の俳優さんがされていて痺れた!(エンド曲もアジカンなの愛を感じる!)

アニメーションとしても四畳半神話大系の時のようにコロコロと場面が変わり、独特な映像で進んでいく。また、森見登美彦さんらしい羅列させる台詞の数々もっぽさがあって原作大好きな私はずっと楽しかった。

大学生の夏。2度と戻らないその日々の大切さをリモコンを取り戻すことで描けるのはすごい。もしタイムマシーンがあっても未来も過去も変えられないし、運命的に決まっているのかもしれない。だけど、それは今を生きている私たちにはわからないのだから、今を自由に生きていこうとそんな気持ちにさせられる大好きな作品。

この森見登美彦さんの小説が好きで去年ちょくちょく出てくる下鴨納涼古本まつりに行ったが、このまんまで行って良かったと思った。夕方から夜にかけての出町柳と鴨川デルタと橋のシーンが美しく私も京都で大学生活を送ってみたかったなと強く思った。
まや

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