映像を撮ってたら気がついたら映画になる瞬間があった。
監督のこの話がとても深いと思った。
まあ、監督ではなく大学教授だからその感覚がいきなり飛び込んできて驚いただろうな。
会いたかった生き別れたお母さんを探す。記憶は曖昧になっていく。しかし、何人もの話を聞くことで「お母さん」の輪郭ははっきりしてくる。
「洋子の洋は太平洋の洋。あなたは愛されていた」
おじいちゃんって結構話しかけてきて俺なら「あー、はいはいそうですねー」ってあしらっちゃうけど、この映画には必要なピースになるとは。おじいちゃん恐るべし。