本土で何のためかわからない内戦が起こっているなかで、島でも個人間の報復合戦がエスカレートしていく様がとても印象的でした。
ライトハウスみたいなとても緊張感のある作品かなと思っていたら、ちゃんと笑えるところもあって、その緩急もとても心地良かったです。
あとカット割りとかも独特で、指を切断したり人間や動物が亡くなるような刺激的かつ直接的な描写は無いためか、この映画の幻想的な雰囲気がより際立っていたなと思いました。
良い作品だなと思う反面、衝撃的な展開は無かったためか、今いちインパクトには欠けるかなとは思いました。
それでも良い映画であることには変わらないと思います。