ただ

イニシェリン島の精霊のただのレビュー・感想・評価

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)
3.9
大きく見ると内戦と絶妙に絡んでくるし、
小さく見ると永年の親友のいのちをかけた痴話喧嘩。

いまちょうど職場が無理になって休んでいるので、前半のコルム側にめちゃくちゃ共感してしまい…。
嫌われた側にとっては「なんで?」「どうして?」って些細な価値観の違いや、言い方だったりするかもしれないけど、その積み重なりの負のエネルギーってとんでもないですよ。
よく我慢したなっていうおきもち。

後半になるにつれて「にんげんこわい」のきもちが高まってくる。

にんげこわい。

国でも人でも、なんでも、きらい、あらそい、にくしみあうことはいつまでもやめられないのだな。
ただ

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