1月ラスト映画。やっと見れた!!
アクセントに慣れなくて字幕なしは厳しく、笑いどころを全て拾うことは出来なかったので、何らかの形で字幕付きをまた見たいところ…。
簡単に言ってしまえは、おじさんたちの壮大な喧嘩である。島民はお互いのことをよく知っているからブラックジョークも成り立つ。もちろん本当に性格悪い人もいるけれど。
映像がとにかく美しい。でもどんよりとした暗さがあって、不穏な空気が漂う。それが島民の心理を映し出しているのだろうと思う。
こんなにも人の孤独や寂しさ、醜さ、そして怒りを美しく描けるのが凄い。『スリービルボード』でも感じたことだが、余計な要素なしに、セリフよりも表情や空気感で作品を作り上げるのが上手い監督なんだろうなと思う。(スリービルボードも見直したい)
今日は小さなスクリーンなのにほぼ満席で、特に前半はブラックな部分も含めて笑いがたくさん起きていた。後半になるにつれて、ややシリアス展開で息を呑む瞬間があった。