アイルランド・インシェリン島、
先日まで友達同士だったパードリックとコルムは、突然一方的な絶交を告げられる...
どちらの気持ちも分かるし、分からない映画でしたね...
一度着いた火種は...すべてを燃え尽かすまで消えないのか...
離島の限られた集落だから噂はすぐに広まり、暴力の権力者がいても見て見ぬふり、ゴシップだけが楽しみな人、婚期が遅れてたら好奇な目で見られ...島から離れてしまったら死ぬかもしれない、でもこんな島で一生を終えるのは死んでいるのも同然なのかも知れない...の息苦しさが蔓延していて...風景が綺麗なだけに...嫌でしたね...
自身で何か考え、動かないかぎり、ただの日常を過ごすだけの生活じゃ同じ話しかないですよね...それを毎日のように聞かせられたら、もう一旦距離置こう!って言うかもしれないですよね...💦
内戦は同じ国通しが争うだけじゃなくて、
“友達”“家族”間でも戦は起こりうる...どちらも些細なことで、譲れない・譲らないことの執着であるし意地...対岸の火事と遠巻きでみていたとしても、知らずに“火の粉”は降り注いでいるのかも...
私も無駄話が好きな人間なので...絶交宣言されるかも知れない...無駄話をしている人は無駄が必要なんですよ💦
コルムの『インシェリン島の精霊』は、ゴッホ(自画像)やベートーベンのように逸話を含めて、名作として100年以上も残るかもしれない...いや、映画となって残るかも知れない...