OzakiAyaka

イニシェリン島の精霊のOzakiAyakaのレビュー・感想・評価

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)
4.0
映像としての窓ガラスと鏡と仮面の演出が面白かった。 
窓ガラス越しのカメラアングルとか覗く描写が多くて印象的だった

窓ガラスは相手を視覚的には捉えられるけど実体に触ることができない障害、心の壁的なものを表していて
割れかけた鏡は映り方によって妹と主人公のの心象を表しているのかなと思ってた
なんとなくの印象だけど

仮面はなんだろう…?なんなんだろうね……?でもなんかあるんじゃ無い…?仮面ってモチーフにされる事多いし 何かあるんじゃない…?どうなの…?わかる人いる…?

瓶のガラスに海が映っていたり、映すという性質を持つものに対しての演出アプローチが多かったなと感じた

ストーリーは何で?どして??なにこれ?というクエスチョンがたくさんあったんだけど読み解きたい……!という意欲につなげてくれる演出がふんだんに盛り込まれていてそこが好きだった 良い
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