近々は分かり易く
スッキリ系の映画を観てきた為
特に重たく感じた映画でした
時代背景 物語の場所や設定
人間関係など自身を置き換えると
耐え難い程の感覚になります
自分はこの2人の主人公の間位の
年齢なのでお互いの感じもすこしづつ理解できるし 人としてのつまらない感じも
2人の間に位置すると思われるので
なんとなくその立ち位置で観てました
日本に置き換えるなら
人里離れた孤島や村の感じ
生活する場所も何もかもが
顔見知りの中で行われる
ある意味異常な環境の中
突然昨日までの歳の離れた親友が
絶縁すると宣言し離れていく
つまらないがいい人である
パードリックは自身が何か親友であるコルムに言ったりやったりしたのではないか？
もしそうであれば許して欲しいと
コルムに縋るが何もないが
絶縁を宣言される
それがキッカケで自身が周りから
つまらないと思われている事の自覚を強める
パードリック そして
家族友人隣人などを含め
ドンドンと人間関係は悪化していき....
な展開 生きるとはを色々と考えさせられる映画でありました
自分や未来を変えられるが
他人と過去は変えられない
を体現した様な映画でありました
今の状況で僕がコルムなら
サクッと別の地域へ旅立つのでしょうが
あの歳で身寄りがなく家族もなく
同じ地域で生きてきたコルムの立場なら
ああだろうし また
僕がパードリックであっても
他者を理解出来ず自分勝手に振舞って
次々と他者を傷つけてしまうのだろうと
どの立場に立っても窮屈な状況が想像できた
あとで知ったが
元ネタは舞台だったらしく
言われれば死神みたいな不気味なお婆さんは
いかにも舞台っぽい感じがしてた
色々を考えさせられた映画でした
