えのころぐさ

イニシェリン島の精霊のえのころぐさのネタバレレビュー・内容・結末

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

コルムかっこいい。海に向かう後ろ姿の哀愁漂い具合が渋過ぎた。
「優しさは永遠には続かない」それでも優しさが無くなったわけじゃないのが優しくて、「音楽も絵画も詩も永遠に残る」そうなんよね。
けど、残るものも残らないものもきっと尊いことには違いないから、大事にしたいね。
コルムの自分を生きたいって感じが刺さる。

パードリックの言うこともわかるんやけど、1人じゃ何もできずに拒否されても執着し続けてるのが残念。もはや逆恨みやろ、、、優しさと言うなら見返り求めずに自分から差し出せよ。それから優しさが1番って言ってください。
動物への接し方とか出来の悪さが人間臭さい感じで憎み切れない。

ドミニクと妹、それぞれの生き辛さがもう何も言えない。閉鎖的な世界から逃げた2人と残った2人。