kuma

イニシェリン島の精霊のkumaのレビュー・感想・評価

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)
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小さな土地と少ない登場人物なのに、まるで世の中の全てを見ているようでした。
都会に住む現代人は極論みんなコルムのような人間でしょう。
どこにいても、人がたどり着く場所は同じということなのですね。いつの時代もそうなるべくしてそうなっているのでしょう。田舎か都会か、物が多いか少ないか、便利か不便かとかは問題ではなく、
人(自分自身も含む)の本性とそれに対峙したときにどうするかが問題なのだと感じました。
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