登場人物共感できないと怒り出すタイプの人が見ると発狂しそう。
一見ありきたりなスリラー映画に見えるけど、今までになかった要素が色々と詰まっていて楽しい。
主人公含めてロクなやつがいなく、物語の展開どうのよりもとにかく全員痛い目見ろと思ってしまう。
この全員酷い目に遭え!という感情を推進力にして進めるのがすごい。
視覚障害者をビデオ通話アプリ越しに操って状況を打開しようとするのも今までに見たことなかったアイデアでよかった。
元軍人ゲーマーが主人公に対して一切の躊躇なく殺せ!と言うのも中々に性根が悪くて良かった。
しかも、ここに“見えない”にもう一層テクストを忍ばせているのもさすが。