病により視力を失った主人公。
猫シッターとして雇われた留守番中の豪邸で強盗に遭う一夜を描いたスリラー。
視えない人ならではの逃げ惑いスリラーものだと思って観てたから、途中様相が変わってくる場面があって、おっ、となる。
そして主人公の性格問題ってこれのことか〜と。それが気になる人はダメらしい？
確かに主人公はいわゆる性格のいい子とは言えないタイプ。
過保護気味な母親にも、助けてあげるっていう憐れみにもうんざり。今の現状に飽き飽きしているがゆえに他者に攻撃的だったり、モラルに欠けてたりする。
わたしは善悪に揺れる彼女のこと嫌いにはなれなかった。
ここらへんと非常事態がうまく絡んでく展開がとっても良い。
彼女にとっては杖だけではなく、スマホも大事なツールの一つ。
スマホのカメラで見せた映像から友人に邸宅内を教えてもらったり、音声でスマホにいろいろ指示したり。
シーフォーミーとは彼女とヘルパーをオンラインで繋ぐライブアプリ。
シッターされるねこはちょっとだけ登場。
強盗と主人公、スリルではらはらする展開の中、我関せずマイペースなねこでよかった。
