kuma

BLUE GIANTのkumaのレビュー・感想・評価

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
4.4
仙台出身で、この漫画に出逢って、そして何より「ジャズ」が好きで良かった!

主人公、宮本大と同じ仙台出身の筆者。音楽だとRHYMESTERをはじめとする日本語ラップや、星野源が好きですが、それと同じくらい好きなのが「ジャズ」。好きになったキッカケは未だに覚えていて、らじるらじるで聞いた「東京JAZZ」、そこで聞いたフュージョンジャズに一瞬で耳を心を奪われました。その後、ルパン三世のカバーで聞いた「デスジャズ」を体現しているSOIL&”PIMP”SESSIONSにどハマりし、最近はステーション機能でジャズを流して眠りについています。そんな人間にとって「BLUE GIANT」は打ってつけの漫画でした。そして漫画が映画化するとなったら観ない手は無い!

観た感想を率直に言うと「最高!!!」。「音が聴こえる漫画」がアニメ映画となって実際にサウンドとして耳に入り利点を活かしながら、さらに「カラフル」になっていく様、彩りを与えていく様子は、この漫画、そしてジャズのよう!こんなアニメ化作品を待ち望んでいました!ストーリーも原作を知っている分、感動はさらに上乗せ。死に物狂いでジャズに青く情熱を捧ぐJASSの3人に思いをより馳せる事となり、ちゃんと泣きました。映画の終わり方、EDも同じジャズ映画「セッション」に通ずるものがあると思います。

Dolbyで観たい!爆音で聴きたい!!もっとジャズの世界に溺れたい!!!

追伸
・パンフレットは「シング・ストリート」のようにレコード風の大きさ。流石にマックで広げる勇気は無かったので、帰ってから読みます。笑
kuma

kuma