音に震えろ
▼感想
音を体感する映画だと思います。サックスの劇場に響く音が観ている側を一つにしていく感覚になっていった。
力強いサックス・繊細で弾けるピアノ・ブーストが掛かっていくドラムとこれでもかと一つ一つの音楽の個性が出て拳を突き上げたくなるような高揚を映画で感じることができた。
ラストのライブシーンは、カッコいい気持ちいいの波が次々に襲いかかってきてふと立ち上がってしまいそうになるほど映画に引き込まれた。
原作全10巻とのことで映画を作る上、端折らなければならないことがほとんどだと思うが、音楽のカッコ良さを伝えるのには十分だと思った。
残念というか違和感というか、演奏している一部をCGにしているのは曲の可視化との対比でちゃっちくなっているような気がして少し集中力が途切れてしまう部分がある、ライブ中の高揚している時はまだましではあるのだが、、、
◆余談
全10巻ならすぐに読めそうなボリュームだと勝手に思っているので近々ネカフェで読破したいと考えてる