久しぶりに観賞後、座席から立てなくなった。顔の火照りも足のジンジンとした感覚もすぐには収まらず。それほどにジャズの音楽と熱量を浴びた。
上原さんの楽曲が本当に素晴らしい。N.E.Wとか特にぶっ飛んでた。あの石若さんが玉田役として演技上初心者の音を出しているのも面白い。
人間模様も丁寧に描かれていて、プレーヤーは勿論、家族や友人、ジャズ喫茶やクラブ、バー、レーベル、常連、ファン…いろんな人が支えて繋いできた音楽だということを再認識する。それぞれの人が持つ想いがジャズをさらに熱くする。
最近の鬼滅やら進撃やらで目が肥えすぎてしまったのか3Dの作画にだけは違和感を覚えてしまったけど、ジャズの自由さと豊かさを再認識する良い作品だった。
物語は仙台に始まり東京、そして次はドイツへ。
ちょうど仙台に行ったので定禅寺通りで本作がラッピングされたマンホールの写真を撮ったり。ブルータスのジャズ特集を買い、ブルージャイアントを見て、次はいよいよ生でエズラコレクティブとBigyukiを見に行く。ジャズ熱は今後もしばらく収まりそうにない。
