2023年17本目。劇場13本目。
原作は未見。ただしハマる自信はある!
原作10巻までのエピソードを再編して劇場アニメにまとめた作品。
2時間の間に何回演奏シーンが入っていたか数えていないけど、とにかく贅沢に音楽を味わえるのが最高。
演奏シーンがライブアニメーションとアニメを行ったり来たりするので、若干違和感を覚えるところもある。しかしJAZZの持つ自由さがライブシーンの画作りにも反映されていて、これはおそらくアニメではないと表現できない体験となっている。
後はシーンごとに描かれる東京の描写が美しい。
主人公の大はもう最初から超人のようなメンタリティでわが道を突き進んでいくわけだが、その波に巻き込まれていく関係者たちの方にどんどん感情移入していく。最初は玉田、次は雪祈、最後は主人公…と思わせてオーディエンスに泣かされる。
音・映像・ストーリーと没入できる良いエンタメ。
面白かったのでまずは原作10巻まで買います。