2023年5本目
世界一のサックス奏者をめざして仙台から上京し、同じ18歳の3人でのジャズバンドを組む青春物語。
上原ひろみの音楽が良い。プロのサックス・ピアノ・ドラムのコンサートを生で聴くのを上回る心地良さ。
主人公サックス奏者の声優、山田裕貴が上手い。毎日毎日練習熱心で、仙台弁の語尾「〜だべ」がハマり役。
母がピアノ教師のピアノ奏者の生い立ち、ドラム奏者の早稲田大学の学生生活、それぞれの家庭環境が描かれている。
途中途中で回顧録が幾つかある構成が、エンディングのその後を示唆していて小気味良い。
ラジオCMで山田裕貴の声とジャズ演奏に魅かれて観に行き、耳で聴く映画を体感できた。(人物の表情、クライマックスの演奏中の3DCDは今ひとつ、、)