音楽を見事に映像化していた。
演奏シーンは圧巻で息をするのも忘れるほどに見入ってしまう。
演奏している人間の動きがとてもカッコいい。これは実際に演奏している人に被せてるの?と思ったほど。
でも時々、特にドラマーはゲームの映像ぽかったけど。
さらにひとつ難をつけると、主人公のキャラが薄いというか書き込まれてない感じ。
終始、完全燃焼の演奏をして世界一を目指し、迷いや苦悩、葛藤がない。
むしろピアニストの方が主役のように心情が伝わってきて共感できた。
それにしても、神様は残酷。
でも未来は続いていてラストの素晴らしい演奏となるのは、「確かに未来はある。あなたの希望が断たれることはない」という
聖句が思い出された。
泣けた映画だった。
映画館の観客、みんな泣いてた。
隣のおじさんはずっと嗚咽を漏らしてた。