SetoKC

BLUE GIANTのSetoKCのネタバレレビュー・内容・結末

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

これを見るために原作を読破しました
単行本3巻あたりまでの仙台編は割とサラッと描写して本作の本番となる東京編を最後まで描く構成になっていました
いくつか見たかったシーンがカットされてはいたが2時間にスッキリと初心者でも見やすく、既読した人には分かりやすい内容になっていたのがとてもよかったです
仙台での話がほとんどカットされていたので見ているこちらは大がどれだけすごいのかがよくわかってはおらず、雪祈の前で演奏したときにとんでもない衝撃を雪祈と共に受け、その後4歳からピアノをしている雪祈が悔し涙を流すことでこちら側は大はとんでもないやつだと認識します
この流れがとてもすごいです
仙台編のカットもあってか本作は雪祈が新たに生まれ変わるのと玉田のど素人からのとんでもない成長をみせる過程を描くのでこの2人にスポットが当たっているような気がしました
ライブシーンでは劇場の音響も相まってかとても聴き入ってしまう演奏の数々でした
演奏の熱量といい楽器がピカピカ光る演出もとてもよかったです
ラストは雪祈が事故によりライブができなくなってしまいデュオを急遽することになりますが原作を読んでいてもここのシーンは涙無しには見れませんでした
ラストは原作とは違うと事前に知ってはいたのですがまさかまさかのすごい展開でこれでもかというくらい感動と興奮がすごかったです
音楽の素晴らしさに気づかせてもらいました
SetoKC

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