このレビューはネタバレを含みます
映画を見終えたあと、しばらく何も言葉を発することができなかった。あまりの迫力、衝撃、感動…色々な感情が混ざり合い、暫くの間放心状態だった。
映像、音楽、演出、ストーリー、声優陣の演技などこれほどまでに心打たれる作品が
あるのだと…、アニメ映画史に残る名作だと痛感した。
ソロのシーンの見せ方は、とにかく強烈すぎて、息をするのも忘れ魅入ってしまった。鳥肌が止まらず、まばたきするのも惜しいくらいだった。
原作を読んでいたので、何気ないシーンですらも深みを感じてより没入できた。
基本終始泣いていたけれど、玉田のソロパートは、涙が止まらなかった。全くの初心者から日本のジャズ界の最高峰に立ち、ソロを堂々と演奏する姿に、とてつもない感動を覚えた。
「so blue」で3人で演奏できたこと。原作とは異なるけれど、そういう未来もあったかもしれないと、また原作とは違う世界観を映画で楽しめて、それも一つの醍醐味だなと思った。
上原ひろみさんの曲はどれも素晴らしく特に「first note」が大好きです。
本当に素敵な作品に出会えました．
映画館で堪能できて本当に良かった。
