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BLUE GIANTのManOfIronのネタバレレビュー・内容・結末

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

☆音楽聴くために行った感覚。正直個人的にはうーーん?となった。

◯とーーーにかくJAZZ!音楽に関しては何も何も言う事ない作品だと思います。
◯ベタながら、真っ直ぐな情熱についての話、夢についての話、その過程での人との関わり合いの話であり、こっちまで主人公たちと一緒に嬉しくなるようなタイミングがあった。
◯最後の演奏シーンは迫力あった。CGは悲しくなるクオリティだったが、アニメーションも取り入れていて目にも耳にも飽きさせない良い演出だと感じた。

×主人公の大が...個人的にはあまり好きなタイプではなかった。深みのある人物描写はあまり無かったし、悩みという悩みも言わないし、キャラクターの立体感という意味ではほぼ感じられなかった。むしろユキノリとか玉田の方がそういった意味で感情移入できた。
×↑は自分の現在の状況というか心情的な部分もある。基本的に大については天才が天才やってるストーリーであって、それに感情移入できなかったし、何か教訓を得ることもできなかった。
×ストーリーは超ありふれている。それが悪いこととは言わないが、キャラクターへの感情移入ができなかっただけに、ストーリー上でのtwistも無かったためかなり平坦に感じてしまうシーンが何度かあった。
×CG...!これは直近で見たアニメ映画がthe first slam dunkとかいう作品だったのも良くなかった。なんかPlayStation2の『デカボイス』のCGを思い出した。最後の演奏シーンはアニメーションも入れていて良かったと思う。
×これは完全に個人的好みだが、声に違和感が...。特に最初の方のユキノリと玉田は、口調が独特なせいか、間違えて翻訳した不自然な文章を外国人が正しいと思ってアテレコしてるみたいな違和感があった。
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