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BLUE GIANTのますのネタバレレビュー・内容・結末

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

音楽が5000万点!!雪祈の内臓曝け出しプレイも、玉田のラストプレイも、そしてもちろん大のサックスも本当によかった!!blue noteに行きたくなる。

しかしそれだけに、脚本と演出のノイズが気になってしまった……。
体は「音楽に乗りたい!」モードになっているのに、引っかかるポイントがちょこちょこあり+(元々10巻分程度でやってる話を2時間に収めるために尺を削っていったのだろうが、そのせいで)感情変遷が急になっているところがたくさんあり、なんか全力で乗れない。急に3Dになるのは途中から気にならなくなったけど、やっぱり、やっぱり感情が……早い……。(端折るなら端折るでもうちょい工夫が必要だったように思う。)

また個人的にやめれ〜!となったのは演奏中の観客席を写しすぎ+「すごい…!」という反応の描写がチープなところだった!アニメなんだから、瞳孔が開くとか、喉が鳴るとか、少しだけ身を乗り出して食い入るように聞くとか、見せ方もっとあったはず…いやあったよ!!絶対あった!!
あとソロに入った時の抽象風映像を使いまわさないでほしかった……ジャズはその時その時で違うものになるという話をやってるんだから同じ曲やっても同じ抽象映像にはならないはずやろ!

…と色々言ってしまったが、自分がやや期待値を上げすぎてしまったのもよくなかったかもしれない。音楽はマジのマジでよかったです。
そして私は玉田を愛する!大学一緒だな玉田!私も留年したぞ玉田!就職先も○Aかリ○○○トっぽいぞ玉田!ラストソロ手書きでやってもらえてよかったな〜!3Dだとカクカク。
しかし本作で一番人気なのはやっぱ雪祈だろうな…。かっこいいし、中身が上原ひろみだし…。
ます

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