このレビューはネタバレを含みます
良い所はあるけど悪い所も確実にある作品でした。
ソーブルーは東京ドームなのに、玉田は1年ちょっとで行けちゃう。
大は3年毎日練習やってたから彼はすごい(それで良いのか…?)
大はすげぇ奴だ!という空気を作りつつも、何で世界へ行けるレベルなのかは誰も説明しない。
「分かる人には分かるんだ」というノリも良いけど、だからゆきのりが言うところの「ジャズは瀕死」状態なのでは?
また、何度も主人公らに「良い音楽を弾くんだ!」と言わせてきたのに、最後の演奏は怪我人ゆきのりによるお涙頂戴をやって観客に拍手させたら色々台無しなのでは?(あの流れで拍手しない選択出来る人いないでしょうし)
ジャズの演奏自体はとても良かった分、何故そんな素晴らしい演奏を彼らが出来るのか、何故大勢の人から評価されたのかについてはまるで分からず、ジャズの素晴らしさは伝わってきたけど作品としての説得力は不足してる作品でした(原作には描いてあるのかもしれませんが)
繰り返しますが、ジャズの演奏はとても良かったです。