mamiKO

BLUE GIANTのmamiKOのレビュー・感想・評価

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
5.0
久しぶりに観るべき作品に観るべきタイミングで出会えました。

人生はどんな人にとっても1度きり。
改めてそんなことを考えました。

年末から耐え難い出来事が重なり、それでもそこには容赦なく、一定のリズムで日常というものが流れていき、それらをこなさなければ回らない生活の中、苦しみ、悲しみ、憎しみ、後悔、悩み、迷い、愛情、執着、感謝、喜び、笑い、希望、無心…それらが飛び石の様に並び、選ぶでもなく乗ったその石の感情に一時身を預け、次々飛び続ける、そんな毎日

ジャズなのか
そうか
この日々はジャズなのか

沢山の人支えられ、支え、交わりながら、それでも結局最終的にはそれぞれが己1人なのだと。
関わる人は変わっていく。関わる相手が同じでも、相手の環境、状況が変わる事もある。
自分は、どうしたいのか、どう出来るのか、何が出来なくて、何がしたくないのか。
限られたこの時間の中で。
いついきなり奪われるか分からない、この時間の中で。
思ったように生きられないことの方が多い。
だからこそ、どう生きるかよりも、どんな自分でありたいのか、今。もっと芯の部分。軸の部分。

打たれました。

映画のレビューとは言えないかもしれないけれど、久しぶりに映画を観て感じたことを文章にする事が出来ました。
その感謝も込めての5

映画館で観たかった!!!!

ジャズという感情の音楽
原作の漫画で、音のない世界で、どう描かれて人々に刺さったのか、是非原作も読んでみたいです。
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