去年劇場で観たかったけど見損ねた作品のひとつ、これは劇場で観たほうがよかったな。チネチッタで観たかった。
アニメだからこそできる自由自在のカメラワークは見ていてかなり新鮮で気持ちが良く、演奏中のエフェクトもアーティスティックでジャズの演奏の良し悪しがわからない人にも昂りが伝わる演出だったと感じた。すごく良かった。
ただ、ライティングのコントラストバキバキで過剰な感じがあまり全体的に好みでなかったが一点微妙ポイント。もう一点は、メタっぽいインタシーンが挟まるのにその回収がない(雪折のインタがないとか、インタ番組が作られるほどビッグになった未来を描かないとかね)構造にちょっと脚本の甘さも感じた。天才をただの天才のまま貫き通すのもあんまり好みじゃなかったかな。
