このレビューはネタバレを含みます
2024.19
スタートダッシュこそ心配したけど、不要だった。良過ぎた。
主人公は玉田だと思ってる。お前はよくやった!!!!!
打ち込めることがあるっていいな。
自分が音楽やってると言うのもあって、感動した。
楽器や音楽を「才能」の一言で終わらせないために、玉田や雪祈にちゃんと試練がある。(しかもこれが結構キツイ)
一方で大は終始一貫して前だけを向いて、ずっとカリスマ・スターであり続けるのもそれはそれで気持ちいい。大谷翔平見てるような気持ち。
(そしてそんな大が最後に涙して感情溢れるのもまた良い)
情熱と、才能と、同じように頑張れる仲間とファン。すべて持ち合わせていた大ってめっちゃ恵まれてたな。
演奏中の描写も良かった(音から抱くイメージと実際の画からくるイメージに差があったけど、個人の感性の問題。)
飽きさせない。
前半で既に、彼1人がソロで世界的奏者になるって分かった上で観る、っていう構成は良かった。
この3人で演奏する時間が本当に僅かで有限のものだと、分かって観るのとそうでないのとではエモさが全然違う。