原作の仙台編をすっ飛ばしての東京編らしく、さらにはだいぶ原作を省いているようで、ストーリー進行はかなり駆け足に感じました。
今回の映画だけだと、主役である三人の周りにいる大人との関係性が薄く感じられてしまうため、原作未読だと、あまり感動は覚えませんでした(バーの女店主は特に)。
終盤にあるハプニングにも、直前にフラグをビンビンに立たせていたため、お約束すぎて、その瞬間はかなり気持ちが萎えました。「あぁ、はいはい、それでお涙ちょうだいってことね」
と。
そして、その後にあるクライマックスでは、しっかり泣かされました。ずるいよ。