悪魔の棲むYeah

BLUE GIANTの悪魔の棲むYeahのレビュー・感想・評価

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
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物語には全然ノれなくて、初めの方で一時休止。最後までみても合わなかった。ずいぶん前に1巻読んで続かなかった理由もこの辺にあったかも知らん。

10年以上来る日も来る日もピアノ弾いてた雪祈が大と組むところ、あっさりし過ぎだろ?とか、雪降るなか屋根もないとこで吹いてたらサックス傷めるだろ?とか、鉄砲玉みたいな性格の大だからいきなりニューオーリンズとか向かってもおかしくなさそうのに東京からスタートするとか守りに入ってんのなに?とか、まあ色々(漫画だからって目をつぶるなら、それは漫画に対する愛でも何でもないだろ。

逆に、いいなと思ったのは、ライブ会場で演奏するときの描写。あと背景絵がともかく綺麗。
ライブ場面は監督が絵コンテ描いたらしいけど、音楽の引き立て役として絵を用意するんじゃなくて、絵を使って音楽と取っ組み合いさせてるような勢い、気迫があった。音楽に負けていなかった。