藤中恭美

BLUE GIANTの藤中恭美のレビュー・感想・評価

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
3.6
10代で東京の一流のジャズプレイヤーしか演奏できないライブハウス出場を目指す話ですが、テナーサックスとピアノの人は天才的で、ドラムはその天才に触発されて、ド素人の玉田俊二が始めるという設定がちょっといい。
そこから努力して上手くなるというのが、天才的なプレイヤーたちよりも等身大な感じで響くものがある。
ラスト近くで、ピアノの人が。。。というのは、ちょっと昭和な匂いを感じるノリ(笑)
たぶん、長い漫画を映画化したからか、ちょっと急ぎ足のような感じもしたけれど、アニメならではの楽器を鳴らすときの描写が迫力があって、バンドの最後のライブは圧巻でした。
藤中恭美

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