めたわに

BLUE GIANTのめたわにのネタバレレビュー・内容・結末

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作の漫画を知らなかったが読んでみたいと思わせる映画。

ちなみに、漫画や小説で音楽(メロディー)を扱うと、実際聞いた事がない音が作品を読んだ各人のイメージで脳内で作成され、それが実写化された途端陳腐な歌や曲となりガッカリみたいなアルアル。
本作はJAZZという難しい音を扱う分かなり難しかったと思われる。

ストーリーは、宮本大がアルトサックス奏者として業界をブレイクスルーし成長していく様を描いたもので、エリートピアニスト雪祈の挫折と復活そして再起不能の怪我、素人からドラマーとして成長していく玉田らも共に描くアルアル展開。万人受けするストーリーとなっている。

大がサックスに触れる前半と、海外に行ってからの後半は省かれているとのこと。原作読みたいですねぇ。

ちなみに、自分のお気に入りのJAZZの演奏は、Bill Evansの「turn out the stars〜the final village vangurd recordings」です。ピアノトリオのベースが特に好きなんですがマーク・ジョンソンのベースがビル・エヴァンスのビアノを狂走させています。この時のビル・エヴァンスはいつもの内省的なアプローチだけではなく、ゾーンに入ってます。YouTubeでも聞くことが出来るので、本作でJAZZに興味をもった方は是非!
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