音楽映画を鑑賞するということ。
本作はコミックスが原作の映画です。
私は原作を『読んでいる』ので、事の顛末は知った状態で鑑賞しました。
そうなってくると次の鑑賞を楽しむポイントになるのは、映画内における演奏です。
どうしても音楽漫画の映像化には、『読者の脳内で創造される音楽』というハードルがあり、それを超えてくるかどうかが、楽しむ肝となると考えます。
私はジャズというものに明るくなかったので、ジャズ音楽のカッコよさも相まってとてもに楽しめました。
※私の場合だとアイドル系(海外の00年代系アイドル)やバンド系だと幼少のころ聴いていた音楽との比較してしまい、ノイズが発生して楽しめない部分もあったかもしれません。
映画館で鑑賞すればよかった…と心底おもいました…。
また、劇中の楽曲を映像で美しく伝えられていて、映画へのライド感が一気にあがりました。演奏中のシーンは目まぐるしい映像が鑑賞している人を映画の音楽の中にググッと引き込んでくれます。
ぜひこれから鑑賞される方は、大きな画面+没入できるイヤホン等で鑑賞されることをお勧めします!
ぜひ鑑賞いただきたい映画です!