「音が聞こえる漫画」として有名な同名漫画の映画化。原作はチラッと最初だけ読んだことあるけど、どうやら5かんからの映画化らしい。
めちゃくちゃに面白かった。誰かのためじゃなくて、自分たちのために汗水垂らして突き進む最高のスポ根映画だった。
ジャズを演奏することに魅了された者、聴くことに魅了された者、支えることに魅了された者。そして諦めてしまった者。全ての魂が衝突するラストシーンには目頭が熱くなった。熱すぎて炎が赤を通り越して青く燃え上がることを指す「BLUE GIANT」、まさにこのタイトルがピッタリの作品だった。
『ラ・ラ・ランド』や『ソウルフル・ワールド』でも思ったけど、“ジャズ”というジャンルと“夢を追い続ける人々”の物語は相性が良いよね。はやく続編が観たい。