やがて海へと届くに投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）- 4ページ目

後できちんと書く

目まぐるしく過ぎてく日々の中で、きっと誰もが自分に一生懸命になってる。
手放せないものは、柔らかく傍に置いておきたい。それが記憶でも、人でも、物でも。なんでも。

言葉を尽くして…

「私たちには世界の片面しか見えていない」

極論、他者と関わるとき、1人の人間はその人固有の「片面」の視点しか持つことができない。そのもどかしさを描いた映画。

人がカメラを使うのは、ただ状況を記録…

岸井ゆきのさんの演技が神がかっている。
もともと以前から好きな俳優さんだったけれど、こんなに引き込まれたのは本作品が初めてだった。

映画そのものも、深く心に沁みた。

津波のインタビューのシーンで…

あの大震災から10年が過ぎ。
信じられないほどの人の明日が奪われたあの日。そして、それによって大事な人をなくした人たち。
劇中のインタビューには心打たれた。物語の中のリアルな声、際立って、考えさせら…

少し時期はズレているものの、東北大震災から10年。2021年は芥川賞候補の作品も東北大震災関連のものが多かった。

本作では東北大震災による津波被害であるかどうかは明言されていないが、浜辺美波が演じ…

空白。世界の広さは限りない空白。真奈とすみれが出会った偶然、あるいは必然の儚さ。

入学の日に勧誘されたサークルに入ったはいいものの、全く周りに馴染めない真奈の描写はすみれの存在が必要不可欠なことが…

『#やがて海へと届く』（2022／日）
劇場にて。原作未読。主人公がずっと抱えている空虚、悲しみ、後悔、疑問の答えを探し、そして様々なことに気づく「喪失と再生の物語」。主人公が徐々に悟っていくクライ…

「真奈に愛想笑いは似合わない　自分が思ってるよりずっと強いよ」

静かで美しい浜辺美波の圧倒的な存在感、息が止まるかと思った

真奈とすみれの関係性は友情とも恋愛とも言えない　大切で儚いもの
雨が降…

普段あまり映画は見ないのですが、ミニシアターで上映がたまたまあったので前情報なしで見てきました。
この世界の片面しか見えていないというコンセプトが全編通して伝わってきました。
個人的にポスターにもあ…

とにかくいい。
大好きな映画。
号泣


自分を変えるには、今の居心地の良い環境から旅立つ必要がある。1人で孤独に歩いていかないといけない。だから、関係を断つ。今ある幸せを捨てて旅立つ。

後半のす…