回顧録 22春 なんばTOHO
中川龍太郎監督の最新作。映画館で2週続けて観た。『四月の永い夢』に次いで好きな作品かもしれない。
“他者を通して自分を見ている”ようなふたりの視線が脆くてあやうく…
「もっと話しておけばよかった」「もっと知っていたかった」。
そんなもう叶わぬ切ない感情を噛み締めるように、余韻をにじませて描き出されるドラマ。
喪失感とともに生きることは悲しさだけではないと伝える…
自然の脅威を残酷で凄惨に描くのではなく、アニメーションも取り入れ美しく丁寧に描いている、そこが素晴らしかった。
本当は真奈もほかの皆も分かっていて、それでも真奈は認めたくない思いで事実を探しに行っ…
恐ろしく美しい映画。
残された者の心に生まれた空白、それとどう向き合っていくか。
壮大なロケーションは鮮やかな自然美を讃えると同時に、我々の存在のちっぽけさを真正面から突きつけてくる。
演技、撮影…
作品全体の雰囲氣がとても秀逸で本当に好きです。
中川龍太郎監督の作品は、映像美、音楽などの表現が毎回とても素敵なのですが、今作はアニメーションも入ってくるのでより独特な没入感がありました。
身近な…
このレビューはネタバレを含みます
三回劇場で観ました
繰り返し観ることで、味わいは増し理解も深まりました
高い次元で詩情が結実した名作💎
発せられた言葉
口にされなかった言葉
海の描写
役者さんはメインの2人が圧巻でしたが
皆…
岸井ゆきのと浜辺美波の化学反応が素晴らしかった。浜辺美波漫画原作の作品が多い印象だったけど、『きみすい』とかこういうミステリアスで掴みどころがないけどすごく魅力的で儚げなキャラクターを演じるのがすご…
>>続きを読む映画「やがて海へと届く」製作委員会