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やがて海へと届くのharuのネタバレレビュー・内容・結末

やがて海へと届く(2022年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

2022/4/7 観賞。
TOHO梅田にて6ポイント観賞。

大学に進学した真奈は新入生サークル勧誘にしつこく声をかけられていた。そんな時に何の迷いも無く入部するすみれ。
すみれは明るく誰とでも意気投合してしまう。それに反し真奈は人見知りしてしまう。二人は親友となり、すみれの彼氏の遠野も加わり生活も共にする。
しかし、すみれは「海を見に行く」と言ったきり帰って来なかった・・・。


前情報仕入れずトレーラーで観賞候補にしちゃいました😅。
すみれが行方知れずになるという事でミステリー的要素あるのかな❓と思っていたら「一人旅に出ている時に東日本大震災で津波で行方不明になる」という設定で。
大きな震災3回経験してるから、すごく他人事ではなく捕らえてしまって辛い気持ちになります。

明るく振る舞う、すみれも陰では母親と揉めて家を出て、そのまま亡くなってしまう・・・と心苦しい展開です。

真奈が遠野に「遠野さんはすみれは亡くなった事にしてるんだ」との台詞に「亡骸が無いという事は
生きているかも」という希望を持ち続けている・・・という考え方によっては忘れる事が出来ず残酷にも感じてしまいました。

いつか福島の被災地に訪れて震災を語り合いたいですね・・・。
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