RyoS

やがて海へと届くのRyoSのレビュー・感想・評価

やがて海へと届く(2022年製作の映画)
2.8
あれはもしやスピカの看板?

アニメを用いた演出は良かった(というよりアニメ自体良かった)けど、それ以外はう~ん。親友のはずなのにバスに乗った瞬間岸井ゆきのを見向きもしなかったり(視線交わしやすい立ち位置にも関わらず!)、5月の17時半過ぎと言ってるのに日差しが15時だったり、全体的にちぐはぐ感が否めない。

『四月の永い夢』では朝倉あきの魅力大爆発って感じだったのに、今回は監督のお気に召さなかったのか、全然だった。すみれの母を始め脇役の演技も総じて微妙で、主演二人に金かけすぎたのにその二人すらびみょいという残念な結果に(いやいくらかけたか知らないけど)。

ドローンの映像、個人的にはドローンドローンしてて苦手。この映画に限らずだが、真上から真っ直ぐ下を俯瞰するショットが多く、どのドローン映像もあまり変わりばえしないのもあまり好きじゃないポイント。

バーの音楽、海の音、カメラの音と音を大事にしているのは良かった。
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