雨果

やがて海へと届くの雨果のレビュー・感想・評価

やがて海へと届く(2022年製作の映画)
4.3
回顧録 22春 なんばTOHO

中川龍太郎監督の最新作。映画館で2週続けて観た。『四月の永い夢』に次いで好きな作品かもしれない。

“他者を通して自分を見ている”ようなふたりの視線が脆くてあやうくて美しかった。初めて会った日の話を。ポーチを落とした/拾った日の話を、本当はずっとしたかったのだと思う。するべきだった。

原作にあった川べりのシーンを中川監督がどんな画にするのか、とっても期待していたのでそれだけが心残りです。
雨果

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