このレビューはネタバレを含みます
主人公がみるすみれちゃんが
人が誰かを思い出すのをうまく表現しているなと思った。
ゆっくりと悲しみを噛み締める作品。
海の静けさ、穏やかさは一時的でしかない
飲み込まれた方々、痛かっただろう
怖かっただろう
大切な人を亡くした方々、
痛いだろう
思い出すだろう
すみれちゃんの人生の話はよく理解できなかったので他の方の考察を読もうと思う。
彼女はレズだったのか?
他の人と話すにはチューニングするだけ、と話す彼女はチューニングばかりで生きてきたのかもしれない。
あのネコのポーチはなんだったんだろう
自分の好きな音楽を忘れてしまったら
あなたらしさを忘れたということ。
すみれ、店長、お母さん、チューニング。
そっか、愛想笑いが下手なまなに
すみれは惹かれたんだ。
決して明言しなかったのに
ふたりの涙目のすれ違いで気持ちが響いていた。