POVでスローモーションとか滅多に見ないけど、伏線張ってどう回収すんのかと思ったら、めちゃくちゃカッコつけた演出で笑った。
でもウィリアム・ユーバンクの過去作からして、映像には拘りありそうだしそういうカットを入れたかったんかなと思った。
POVとはいえかなり構図もコントロールされてる印象。
ちょっとシグナルっぽいスローの使い方だった。
そのカメラは何なんだと思う様なシーンも後半にはあるし、仕切り直すならもうPOVじゃなくても良かったんじゃないか？
脚本はブラムハウスっぽい、アメリカの世相を皮肉りましたみたいな要素もあって差別化したかったのかもしれんけど。
とはいえマンネリ化したシリーズの中では面白い方。
そうなるんだろうなとは思ったけど、最後のめちゃくちゃな状況はちょっと興奮した。
終わり方も、続編がなくともこの先を想像させるようで良かった。
今回は続いてるシリーズだからそうなるけど、そもそもこの監督の映画、一作で閉じてもその先の物語は観客に開かれてる印象がある。
ウィリアム・ユーバンクはもっとオリジナルが見たい。
アンダーウォーターはエイリアンフォロワーで面白い映画だったし。
そのうち凄いの撮る気がする。
