2022年 日本
監督 瀬々敬久 脚本 林民夫 原作 辺見じゅん
実話を元にした話
終戦直後ラーゲリ（ロシアの強制収容所）に収容され極寒の地において強制労働で働かされた日本人たちの話
二宮和也演じる山本幡生の逆境にあっても常に希望を忘れない自分がしてもらうことでなく他人にしてあげることを優先する
そんな生き方が次第に周りの人たちを勇気付けて慕われていく
離れ離れになって日本で暮らす妻も夫の言葉を信じて希望を失わない
しかし病魔に襲われて残りわずかな命となるそして間際に書いた遺書を山本を慕う仲間たちは検閲の厳しい収容所から信じられない方法で日本に居る家族に届けます
身近な人がシベリア収容所の強制労働を経験していたのでより感情移入させられました
当時のソ連の国際条約の一方的な破棄と終戦直前の参戦そして終戦直後の日本人の強制連行と強制労働は許されるはずもありません
しかし2022.2.24から始まり1年が経とうとして居るのに攻撃の手を緩めないロシアのウクライナ侵攻を見ているとやはり万事に於いてそういう国なんだと思わされます
